私たちは、スニッフのように、いち早く変化を嗅ぎつけることもあるし、スカリーのように、すぐさま行動することもあるし、ヘムのように、一層まずいことになるのではないかと怯えて、変化を認めず行動しないこともあるし、ホ―のように、もっといいことがあるに違いないと変化の波に乗ろうとすることもある。
この物語が教えてくれるのは、私たちは皆、迷路の中で自分の道をみつけ、時代の変化の中で望みを成就させなければならいということである。
コロナの前にはもう戻らない!
「変ろうとしないのは変化が怖いから」
「変化とは何かを失うものではなく、何かを得ることだ」
withコロナの時代だからこそ、変化の中で望みを見つけて、単純に行動することの大切さを見つけよう
単純な頭脳のネズミ2匹と考得る頭脳をもった小人2人の物語
スニッフ(ネズミ) よくきく鼻でチーズを嗅ぎ分ける
スカリー(ネズミ) ひたすら突き進む
ヘム(小人) 変化に怯えて、変化を認めず行動しない
ホ―(小人) もっといいことがあるに違いないと、変化を受け入れて行動を起こす
それぞれのやり方で、大量のチーズがあるステーションC にたどり着いた。
やがて、ヘムとホ―はそのチーズを自分たちのものだと思うようになった。
そしてある日、チーズは消えた
単純な思考をしているネズミはすぐに次のステーションを探しに行ったが、小人はなくなった現実を受け入れられずに、怒り、戻ってくるのではないかと妄想を繰り返す。
自分のチーズが大事であればあるほど、それにしがみつきたくなる
POINT
- 変化はあらゆるところで起きる(変化に気づけるように固定観念にとらわれない)
- チーズが戻ってくることはない(変化したものは同じには戻らない)
- 物事を簡潔に捉え、柔軟に素早く行動する
ホ―は自問した。チーズが戻るのを待つべきか?迷路に捜しに行くべきか?
自分が迷路に捜しに行っている姿を想像し、決意した。
「物事は変ることがあるし、決して同じにはならない。それが人生だ!僕たちも進まなければならない」
自分が変わらなければ破滅する
POINT
- 最大の障害は自分、自分が変わるには、自ら見切りをつけて一歩踏み出す
- 「もし恐怖がなかったら、何をするだろう?」と考えてみよう!
- 望ましい状況じゃなくても、何もしないよりはずっといい!
ホ―は何故チーズが一夜で消えたのか考えた。そして、何故ネズミはすぐに次のチーズを探しに行ったのか?
そう、チーズはどんどん減っていたし、古びていっていた。ネズミはなくなると思っていた。
常にチーズの匂いを嗅いでみること(変化しているか確認する)
そうすれば古くなっていたり、変化に気づく
そして、古いチーズに見切りをつければ、早く新しいチーズが見つかる
新しい方向に進まなければ、新しいチーズは見つからないのである
新しい方向は怖い方向なので、「もし恐怖がなかったら、何をするだろう?」と考えてみよう!
ホ―は恐怖にとらわれていたが、新しい方向に踏み出したことで解放されたのである
恐怖を乗り越えて、一歩踏み出せば気持ちは楽になる
まだ新しいチーズが見つかってなくても、チーズが見つかった未来を楽しんでいれば必ず実現する
ホ―は失ったものではなく、手に入れたいもののことだけを考え続けた
そうすると、恐怖はなく、なぜもっと早くこうしなかったのだろうと思った
あるステーションでは、もう食べつくされたチーズのかけらを食べて、もっと早く見切りをつければ多くのチーズが見つかったかもしれないと思った
そして、人が恐れている事態は実際は想像するより悪くなく、自分で作り上げた恐怖のほうが現実よりずっとひどいことを悟った
予期していようといまいと、常に変化が起きることは自然のことだと思えるようになった
新しいチーズがあって、それがおいしいと分かれば、人は進路を変えられるのである
早い時期に小さな変化に気づければ、そのあとの大きな変化に準備できるのである
恐れも 未来も 自分の心が作り上げるものでどのようにな未来も自分で作れるということである
最後にまとめるとこんな感じです。
ホントに1時間もあれば読める本だし、「行動」することが重要とされている、現代ではわかりやすい成功と失敗がストーリーになっているので是非読んでみてください。

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