反応しない練習 ブッダの教えは超合理的で超クールだった


今の仕事のこと、プライベート、人間関係、あなたも一つくらいは不安や悩みがあるはず。

しかし、これらはたった一つのことから始まっていると言います。

それは「心の反応」らしい。

日頃のイライラや、落ち込み、将来への不安、プレッシャーや後悔も全ては「心の反応」

それらの全てを根本的に解決する方法があれば誰でも知りたいですよね?

あるんです!それが「ムダな反応をしないこと」です。

この本ではブッダの教えをわかりやすく解説しています。

ブッダの教えは「心の無駄な反応をやめることで、いっさいの悩み、苦しみを抜ける方法」です

ブッダが超クールなのは「何かを信じれば救われる」という宗教ではなく、「こう考えれば、悩みから抜け出せる」思考法を説く、教えだからです。

そして、仏教の「4つの真理」として、①生きることには苦しみが伴い→②苦しみには原因があり→③苦しみは取り除くことができて→④苦しみを取り除く方法がある という合理的な教えがあります。

その具体的な方法は①心の反応を見ること②合理的に考えること。

心の反応を見るとは、座禅や最近はやりのマインドフルネスや瞑想です。

合理的に考えるとは、目的が叶うよう筋を通して考えることで、本書では「ムダに反応しない」「悩みを増やさない」ための具体的かつ合理的な方法が紹介されています。

人生は山あり谷ありですが、自分の人生ですから心から納得のいく人生を歩みたいですよね。

なが~い人生100年時代の必読書ですので、ぜひ最後までご覧ください。

反応する前にまず理解する

①悩みがある②悩みには理由がある③悩みには解決策があると「理解」することがブッダの教えだとしています。

悩みを自覚する

「悩み」は「八つの苦しみ」と表現されているらしい。

「生、老、病、死、別」この5つはなんとなくわかりやすい。

現代での悩みの多くは残りの「嫌な人間関係」「求めるが得られないこと」「ままならない人間の心」じゃないかなあと思う。

そして重要なことは、人生にこういうことはあって、この「八つの苦しみ」の「今、これに悩んでいる」と自覚することから始まるということ。

悩みには理由(欲求)がある

ブッダは苦しみをもたらしているのは「求める心」だと語っています。

そして、求める心は「七つの欲求」に分かれて「反応する心のエネルギー」となります。

  1. 生存欲
  2. 睡眠欲
  3. 食欲
  4. 性欲
  5. 怠惰欲(ラクをしたい)
  6. 感楽欲(目、耳、肌など感覚の快楽を味わいたい)
  7. 承認欲(認められたい)

人間の人生は①求める心が→②七つの欲求を生み出し→③欲求に反応する(反応は「欲求を満たす喜び」や「欲求が叶わない不満」として現れる)

つまり、「心は求めつづけるもの」であり、求めているものと現実(事実)とのギャップが「悩み」として現れると考えるのがいいんじゃないかと思います。

まあ、確かにすべてがうまくいったり、思い通りにならないのなんて当たり前とは思いますけどね・・でも、反応しますよねww

七つの欲求の中でも、人間にしかないと言われている「承認欲」は悩みの原因になりやすい。

認めてほしいだけでなく、人の目が気になったり、嫉妬、他人との比較して、「反応」する。これが主な悩みの原因です。そして、反応するのではなく、まずは「承認欲がある」と認識するだけで良いらしい。

悩みを分類する

個人的にこれはいい!と思ったのが、「分類する」です

  1. 貪欲(求めすぎな状態。人やモノに対して期待しすぎるのは、焦りや不満につながる)
  2. 怒り(自己防衛や「こうあるべき」と思っている状態)
  3. 妄想(過去や未来の「ない」ことを「こうだったら」と考えてしまっている状態)

どの状態であるかを分類することで、どうすればその悩みが解決できるかわかると思います。

この3つは「人間の3大煩悩」といわれているらしく、この3つを解決出来たら、ほとんど悩みなんてなくなっちゃう!とおもいませんか?

貪欲の解決:執着をなくす

仕事もプライベートも必要な「判断」はありますが、あまりにも求めすぎたり、結果にこだわりすぎるとそれが「執着」となり、苦しみに変わります。ものごとは「無常」であり、変わっていくんです。

あくまで「期待」は、こうであったらいいなくらいの「妄想」として認識しておかないと、相手に結果をもとめすぎて「執着」しすぎると、なんでやってくれないのか、なんでできないのかと怒りや悲しみの反応をしてしまいます。

人には次の3つの執着で苦しむようなので、気をつけてみましょう

  1. 求めるものを得たい(かなわないと反応する)
  2. 手にしたものがずっと続くよう願う(やがて必ずなくなると反応する)
  3. 苦痛になっていることをなくしたい(思い通りにならないと反応する)

「期待」するのはOKですが、「結果」はあくまでも期待と別であることを認識していれば、うまくいったときには喜べるし、うまくいかなかったときには次にどうすればよいか考えることができます。

怒りの解決:アンガーマネージメント

これは、この本には書いていないのですが、詳しくは「アンガーマネージメント」を読むとよく理解できると思います。

簡単に説明すると、怒りは

  1. ~であるべきという決めつけてしまうことで起こる
  2. 自己防衛(プライドや意見、立場を守りたい)で起こる

しかし、怒りは1次感情ではなく、2次感情であるので、1次感情に注目してコントロールすることが大切とされています。

起こった出来事の「悲しい」「驚き」「戸惑い」などの1次感情と「期待」のギャップが、なんで?こんなはずじゃない!という2次感情「怒り」となるのです。

この1次感情の時点から2次感情に移行しないようコントロールするテクニックが「アンガーマネージメント」なりますので、是非読んでみることをおすすめします!

妄想の解決:マインドフルネス

妄想は、未来をよく想像している場合にはプラスに働きますが、過去や未来に対してネガティブな想像をしている場合に関しては「悩み」となります。

その場合はまず、「現在の状態に戻る」ことが重要です。

この、「現在の状態」、今あるものを「ある」と認識すること、その方法がいわゆる「マインドフルネス」で、目を閉じて、「呼吸」や「感覚」に意識を向ける方法です。

この本では、心の状態を見る3つの方法が記されていますが、「マインドフルネス」は、今の自分を見つめることで、ストレスの軽減、集中力向上、免疫力アップ、ダイエット、アンチエイジングにもいいとされていますので、ぜひチャレンジしてください!

また、過去の嫌なこと、未来への不安などのネガティブな気持ちや、自己否定してしまうようなときは、「散歩」がいいようです。なるべく、自分の体や空気、景色など感じることに集中しながら歩くことがポイントです。そうすることで、過去でも未来でもない「現在」を考えることができ、妄想ではなく、今から何をするかを考えられるようになります。

悩み、ストレス

反応しないコツ

とはいっても、人から言われたことって、瞬間的に反応してしましますよね?

言われたことに反応しないためには、半分ずつ考えるといいらしい

  1. 前(相手)を見る 相手の言っていることがわかるか
  2. 内(自分)を見る 自分はどう感じているか

まずは、相手が言っていいることの事実のみを理解する。

「ああ、こんなこと言っている。うん。言っていることは理解できる。

そのあと「これは、いやだな」「なんでこうなんだ」と感じるな。とする

それが、ファーストステップ「反応しない」コツ

今できることを考える

ファーストステップで「反応しない」のはわかったけど、残された自分の感情はどうするんだよ!ってなりますよね。

そこで、セカンドステップが反応しなかった後に考えるのが、「今できること」

いやいや、感情は?と思う方もいるとは思いますが、ブッダは相手にゆだねるのだと言っています。

7つの習慣にもあるように、「関心の輪」「影響の輪」を考えて、感情はもちろんあるけど、影響ができないことに反応してもしょうがないという割り切りも必要なんです!!

そして、影響ができる範囲で相手とどうかかわるかを考えるんです。

快を大切にする

じゃあ、全てにおいて何も期待しないほうが楽じゃんと思うかもしれませんが、人生100年もあるのに全く欲をなくして、期待もなくして生きろってことじゃないんです。

期待して、うまくいったことは喜んで、うまくいかなかったことはアンラッキーだったと、次につなげるほうが人生100年時代を楽しく生きられるよってことです。

  • 快:楽しさや喜びを感じている心の状態→幸せ
  • 不快:怒りや恐れ、不安などを感じている心の状態→不幸

幸せになりたければ「快の反応」大切にして、不幸になりたくなければ「不快な反応をしない」ように努力するようにすればいい。

つまり、欲求を上手に満たしつつ、満たせない欲求を上手に手放すことが重要なんです。

大きな欲求はチャレンジする原動力にもなりますので、上手に使えればいいことなんですね。

人生をよくする4つの心がけ

人間は、全ての人がそれぞれの「人生」を精いっぱい生きているのだから、4つの心がけをするだけで人生が良くなると。

  1. 慈:相手の幸せを願う慈しみの心
  2. 悲:相手の不快な心に共感する悲の心
  3. 喜:相手の快の心に共感する喜の心
  4. 捨:自分の不快な心に反応しない捨の心

うん!わかる!

けど、難しい・・・心がけなのでね・・少しずつ

まとめ

「心は求めつづけるもの」であり、求めているものと現実(事実)とのギャップが「悩み」として現れるので、まずは悩みがある理解して、分類する

  1. 貪欲→解決方法:妄想をなくす
  2. 怒り→解決方法:アンガーマネージメント
  3. 妄想→解決方法:マインドフルネス

そのうえでの、反応しないコツは次の2段階でかんがえる

  1. 前(相手)を見る 相手の言っていることがわかるか
  2. 内(自分)を見る 自分はどう感じているか

セカンドステップが反応しなかった後に考えるのが、「今できること」

そして、幸せになりたければ「快の反応」を大切にして、不幸になりたくなければ「不快な反応をしない」ように努力するようにすればいい。

最後に人生100年時代において、長い人生だから、楽しく、ラクに生きていくってめっちゃ大切!「反応しない」って結構大事だなあと本気で思いました。

人間は、全ての人がそれぞれの「人生」を精いっぱい生きているのだから、4つの心がけをするだけで人生が良くなると書いてありますので、ぜひ人に共感し、「反応しない」ように練習してみましょう。

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